Perl Script Laboratory

読むとためになる本の紹介 4

2006.7.3

Amazon.co.jpのアソシエイトツールを使うと、表紙のスキャンとかやらなくて済むので楽です。もっと早く知っていればよかった。あとはブログのように手軽にページを作って行きたいです。

あなたはコンピュータを理解していますか?

「窓と林檎の物語」「マイクロソフトシンドローム」で有名な梅津氏の力作です。コンピュータの原点、数学的(コンピュータ的)なものの考え方について、大元から考えさせられる内容となっています。プログラマにとって不可欠な視点を教えてくれる本です。私は数学的な論理展開が好きなので(n進法とか、確率論とか、数列とか)、十分楽しめました。冒頭から「みそ汁の塩分」が登場します。興味のある方、是非ご一読を。

プログラミングPerl

「プログラミングPerl」の第3版で、Perl5.6に対応しています。俗に「青ラクダ」本といいます。組み込み関数、変数のリファレンスをはじめ、 perlの内部構造、perl5から実装されたリファレンス(Cでいうポインタのようなもの)の解説、モジュールについてなど、盛りだくさんですが、同時に初心者の方にはかなり取っつきにくくなっています。現在すでに5.8も出ていて、ちょっと古いのですが、Perlをまともに勉強するなら、避けては通れません。

達人に学ぶPerl/CGI道場

数あるPerl/CGIの入門書の中で、この本は唯一買う価値のある本と言っても過言ではありません。なぜなら、他のどの本でも触れていない重要な内容を持っているからです。著者は、Perl開発メンバーでもあり、Encodeモジュールのメンテナンス担当でもあります。本文はすべて対話形式で進められていて、わかりやすくなっています。ただし、少ないページ数で密度の高い内容となっているため、全くの初心者がこの本だけですべてを身につけるのは難しいと考えます。セキュアなCGIプログラムの作成をするという観点は、他のどの入門書にも書かれていないので、この本を読んでわからないことを調べていくという方法で進めていくのが早道だと思います。私ももっと早く読みたかった本です。


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